2006年04月25日

食道癌闘病記録

2006年4月25日(火) 国立がんセンター東病院について(その5)

入院中の夜は長い。 患者の多くは夜ぐっすり眠れる様に睡眠薬が頓服薬として処方される。
普段は寝付きの良い私でも、手術後の痛みで眠れなかった時はさすがに眠剤のお世話になった。
ところが、痛みのピーク時には眠剤も効果がない。 レンドルミン、マイスリー、アモバン、どの眠剤もあまり効かなかった。 眠れてもせいぜい3〜4時間で目が覚めて、痛みと格闘しながら長い夜を過ごさなければならない。 

病棟内の夜中は決して静かではない。 イビキの合唱は当たり前、レスピレーターか酸素マスクのシューシュー音、時々けたたましく鳴る点滴の警告音、痰取りの吸引音、患者の呻き声・・・・
不安と苦しさの為か、夜中に何度もナースコールを押す患者がいる。  ただ淋しい苦しいと訴える患者に為す術もなく、出来るだけ声をかけて応えている看護師の声・・・
「うん、うん、苦しいの? 淋しいの? ずっと側にいたいんだけどね、他の患者さんも診ないといけないから、ちょっとだけ行ってきてもいい? いい?」  患者が良いと言うまでは側についている。 ようやく他の仕事に着けても、しばらくすると、またナースコールを鳴らし看護師を呼んでは寂しい苦しいと訴える。 コールが鳴れば何度でも患者の元へと向かい、誠実に訴えに応えている看護師の姿勢に感動する。 普通ならそういう患者は放っておかれても仕方ない所なのに、すごいと思った。  その看護師は、結局夜が明けて申し送りが済んでも、残ってしまった仕事をかたづけていた様だった。 



posted by さっちゃん at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 手術後2ヶ月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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